SkyWayを利用する際の通信要件は以下のとおりです。
- ディスパッチャー向け通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアント→サーバ | TCP(HTTPS) | 443 |
dispatcher.webrtc.ecl.ntt.com |
シグナリングサーバのURLを取得する |
- シグナリングサーバ向け通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアント→サーバ | TCP(WebSocket,HTTPS) | 443 |
*.webrtc.ecl.ntt.com |
シグナリング、クライアント端末の管理 |
- STUNサーバ向け通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアント→サーバ | UDP | 3478 | stun.webrtc.ecl.ntt.com | 自分自身のグローバルIP、ポート番号を問い合わせる |
- クライアント端末同士のP2P通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | クライアントアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアントA→クライアントB クライアントA←クライアントB |
UDP |
1024〜65535の間で動的に決まる |
動的に決まる | P2Pによるデータ、メディアの通信 |
※ STUNサーバへアクセスが出来ずP2P通信も出来ない場合は、TURNサーバ(詳しくは、TURNサーバ向け通信を参照)で代用します。
※ プロキシサーバやファイアウォールがありP2P通信ができない場合は、TURNサーバをご利用ください。接続先のプロトコル、ポート番号、アドレス(FQDN)を固定することが出来ます。
- TURNサーバ向け通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアントA→サーバ | UDP or TCP | 443 |
turn.webrtc.ecl.ntt.com |
P2P通信が確立できない場合に、通信を中継する |
サーバ→クライアントB | UDP | 1024〜65535の間で動的に決まる |
turn.webrtc.ecl.ntt.com |
P2P通信が確立できない場合に、通信を中継する |
※ TURNサーバからクライアントBに対してUDPによる通信が出来ない場合は、クライアントAと同じく、クライアントBはUDP443またはTCP443による通信を試みます。
※ TURNサーバのIPアドレスについては、「FAQ: TURNサーバのIPアドレスを教えて下さい」をご参照下さい。
- SFUサーバ向け通信
通信方向 | プロトコル・ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|
クライアント→サーバ |
UDP 443 or UDP 10000 or TCP 443 or TCP 10000 |
動的に決まる | SFU向けのメディアの通信 |
※ プロキシサーバやファイアウォールがありSFUサーバと通信ができない場合は、TURNサーバをご利用ください。接続先のプロトコル、ポート番号、アドレス(FQDN)を固定することが出来ます。
- 録音制御サーバ向け通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアント→サーバ | TCP(HTTPS) | 443 |
recording.webrtc.ecl.ntt.com *.webrtc.ecl.ntt.com |
録音のためのシグナリング、録音の操作 |
- 録音サーバ向け通信
通信方向 | プロトコル | ポート番号 | サーバアドレス | 用途 |
---|---|---|---|---|
クライアント→サーバ | UDP | 1024〜65535の間で動的に決まる |
動的に決まる |
録音する音声メディアの通信 |
※ プロキシサーバやファイアウォールがあり録音サーバと通信ができない場合は、TURNサーバをご利用ください。接続先のプロトコル、ポート番号、アドレス(FQDN)を固定することが出来ます。
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