2020年7月現在、TURNサーバを利用して接続しているか以下の方法で確認可能です。
※ Chrome M75 からchrome://webrtc-internals/ が新しくなり、TURNサーバを利用して接続しているかの確認方法も変更となりました。
- Chromeの場合
- chrome://webrtc-internals/ をアドレスバーに入れて開く
- 接続確立後、該当セッションのタブ内のStats Tablesを確認
- RTCIceCandidatePair_[localCandidateId]_[remoteCandidateId] (candidate-pair)を開き、stateがsucceeded および nominatedがtrueになっているものを探す。(state/nominatedが変化するのに時間差がある場合がございます。)
- 上記で確認された、localCandidateId及びremoteCandidateIdに該当するエントリーのCandidateTypeの値を確認する。
- 自身の情報: RTCIceCandidate_[localCandidateId] (local-candidate)
- 相手の情報: RTCIceCandidate_[remoteCandidateId] (remote-candidate)
- Firefoxの場合
- about:webrtc をアドレスバーに入れて開く
- 接続確立後に、セッション統計情報内のICE統計情報の中身を確認する
- テーブル右端の選択がtrueとなっているローカル候補とリモート候補のアドレス情報の末尾()内の値を確認する
Chrome、Firefoxそれぞれの値の見方は以下の通り。
値 | 意味 | |
---|---|---|
Chromeの場合 | Firefoxの場合 | |
host | host | ローカルネットワーク内でつながっている |
srflx | serverreflexive | STUNサーバを利用して入手したIPアドレス情報、ポート番号を元に接続している |
prflx | peerreflexive | UDPホールパンチング中に発見された接続候補のIPアドレス、ポート番号を元に接続している |
relay | relay-udp relay-tcp |
TURNサーバを経由して接続している |
コメント
2件のコメント
srlfxではなくsrflxではないでしょうか?
丸田様
ご指摘ありがとうございます。また、反応が遅くなり申し訳ありません。
記事の方、修正させていただきました。
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