Web会議デモアプリSkyWay ConferenceをSkyWayの活用例として提供してきました。本日、そのWeb会議アプリのソースコードをOSSとして公開しました。
- デモ: https://conf.webrtc.ecl.ntt.com/
- ソース: https://github.com/skyway/skyway-conf
- 解説記事: OSSを使って独自のWeb会議アプリ(SkyWay Conf)を立てる方法
公開に至った思い
新型コロナウイルス感染症の影響で、ほんの数ヶ月前までの我々の常識が通用しない世の中になりつつあります。コミュニケーションのオンライン化はその一つです。感染予防のためにリモートワークが急増し、今までFace to Faceで行っていた会議や商談、上司や同僚との日常のコミュニケーション、そして飲み会までもが一気にオンラインで行われるようになりました。
SkyWayは、世界中の開発者と共にイノベーションを起こし、コミュニケーションのあふれる社会を作るというビジョンを掲げ、Web会議アプリなどのオンラインコミュニケーションサービスには欠かせない技術である、WebRTCを簡単に使うためのAPIやSDKを提供しています。
このような状況において、 誰もがオンラインでコミュニケーションを取りたい時に自由に取れるように、何かできることは無いかと考え、今回、SkyWay ConfというWeb会議アプリのソースコードをOSSとして公開することに決めました。
SkyWay Confはもともと、SkyWayの機能を体験してもらうためのデモアプリとして開発し公開しているもので、商用提供されている他のWeb会議アプリと比較すると、決して多機能とは言えません。しかし、Webアプリケーション単体で動作するため設置が楽で、構造もシンプルなのでカスタマイズも比較的容易にできます。SkyWay Community Editionと組み合わせれば、利用制限の範囲内であれば、無料でプライベートWeb会議アプリを立ち上げることができます。
そのままプライベートWeb会議アプリとして使ってもらってもよし、使いやすいようにカスタマイズしてもよし、もしWeb会議アプリを開発したいと考えているのであれば参考にしてもよし、自由に使っていただいて構いません。そのため、ライセンスもMITとしています。
OSSを使って独自のWeb会議アプリ(SkyWay Conf)を立てる方法の記事では、多くの方に使ってもらえるように、できるだけ簡単に、SkyWay Confの動かし方、アプリとしての使い方、利用する上での注意点やよくある質問をFAQ形式でまとめています。
是非ご活用ください。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。