ビジネスポータル、Smart Data Platformポータル、ワークスペース、テナント、リージョン、SkyWayダッシュボード、アプリケーション、APIキーの関係を図示すると下記の通りとなります。
以降、それぞれの概要を説明します。
APIキー
アプリケーションを区別するためのキー情報。SkyWayダッシュボードで確認することができます。
アプリケーション
SkyWayのAPIを利用上の管理単位。SkyWayダッシュボード上で管理され、APIキーによって区別されます。
同一APIキーを組み込んだアプリケーションは、同一アプリケーションとして認識され、相互にビデオ通話、音声通話、データ通信が可能です。
Roomもアプリケーション毎に独立に管理されるため、異なるAPIキーを組み込んだアプリケーションで同一のRoom名が指定されても、異なるRoomとして管理されます。
また、通信量もアプリケーション毎に取得することができるため(請求の明細もアプリケーション毎に確認可能)、SkyWayを用いたサービスにおいて通信量に応じて課金を行いたい場合には、アプリケーションを分けて提供してください。
SkyWayダッシュボード
SkyWayのアプリケーションの管理(作成/設定変更/削除/API Keyの確認/シークレットキーの確認)やアプリケーション毎のご利用データ量の確認、アプリケーションの移行(Community Edition → Enterprise Edition)ができます。
Community EditionのSkyWayダッシュボードは、上記のポータル群とは独立して存在します。SkyWay公式Webサイトのログインページよりアクセスできます。
Enterprise EditionのSkyWayダッシュボードは、SmartDataPlatformポータルのテナント上に作成されます。
テナント
Smart Data Platformのリソース管理上の単位です。
SkyWay Enterprise Editionのアプリケーションも、このテナント上で管理されます。1テナントに最大100個のアプリケーション(APIキー)が作成できます。
異なるテナント上で作成されたAPIキーは、基本料金含む利用料が個別に計算されます。
テナントは後述のリージョンやワークスーペースをまたぐ事ができないため、異なるリージョンや異なるワークスペースでアプリケーションを作成すると、異なるテナント上にアプリケーションが作成され基本料金が別途発生するためご注意ください。
リージョン
Smart Data Platformの管理システムの単位で、主に、国や地域レベルの集合単位で分けられます。
Smart Data Platformの仮想サーバなどのサービスに於いては、その設備の収容地域を意味します。SkyWayでもテナントを作成する際にリージョンを選択する必要がありますが、どのリージョンを選択しても、サービス提供内容やシステムの収容地域に違いはございません。
ワークスペース
Smart Data Platformのテナントを管理する作業スペースのイメージであり、リソース作成の際に設定する必要がある最上位の概念です。このワークスペース内で、テナントを作成します。また、このワークスペース単位でポータル(ダッシュボード)や管理APIのアクセス権限を変更することができます。
ワークスペースとテナントの管理については下記マニュアルをご参照ください。
Smart Data Platformポータル
「ONE ANSWER for DIGITAL TRANSFORMATION」のコンセプトで提供する、NTTコミュニケーションズのサービス群、SmartDataPlatformサービスの全てのサービスを管理するためのポータルです。SkyWay Enterprise EditionはSmart Data Platformのいちサービスメニューです。
ビジネスポータルからアクセスすることができ、SkyWayダッシュボードにアクセスする際に利用します。
ポータルのご利用方法は下記マニュアルをご参照ください。
ビジネスポータル
NTTコミュニケーションズの主要サービスを一元管理し、運用管理業の煩雑さを解消するためのカスタマーポータルサイトです。原則、1法人様につき1つのポータルIDが払い出されます。
SkyWay Enterprise Editionは、Smart Data Platformのいちサービスとして提供しており、Smart Data Platformのご契約情報もビジネスポータル上で管理されます。
ポータルのご利用方法は下記マニュアルをご参照ください。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。