一部のSFUサーバが不安定になる事象の詳細について

[2021.11.08 追記] 影響緩和方法の記載に一部不備がありましたので、追記しました。追記箇所は下線

障害情報に掲載の通り、一部のSFUサーバが不安定になり、当該サーバ上のSFU Roomで既存通話が切断される事象が頻発しています。

本事象について、影響内容や発生した場合の対処方法など、現在わかっている情報をお伝えいたします。

• 影響範囲

当該SFUサーバに接続されている全ての通話が対象です。

• 影響内容

接続中の通話が切断され、SFU Roomが削除されます。

• 発生原因

現在調査中ですが、同時接続数が多いSFU Roomの存在が一因となっている可能性があります。

お手数ですが、目安として50名以上の同時通話を検討されているお客様は事前にご連絡ください。詳細は FAQ: 1ルームあたりに同時に参加できる最大人数は何人ですか？を御覧ください。

• 発生時の対処方法

事象発生後は同名のSFU Roomに接続し直す事で、新規に作成された同Roomで通話を再開することが可能です。ただし、room.send()で送信した情報など、削除されたRoomに紐づく情報は引き継がれません。

• 影響緩和方法

本事象発生時には、Roomのcloseイベントが発火します。closeイベントを監視し、通常の手続き以外で同イベントが発火した際にRoomに接続し直す処理を実装することで、本事象発生後も自動復旧することが可能です。

ただし、closeイベントの発火タイミングについては、SDKの種類や、PeerOptionのtryReconnectMediaの設定によって異なるためご注意ください。
※ JavaScript SDKの場合、iOS SDK/Android SDKで tryReconnectMedia = true の場合は、closeイベント発火までの時間が長くなるためご注意ください。
※ ブラウザの再接続処理や、iOS SDK/Android SDKの tryReconnectMedia による再接続処理では、本事象による切断から復旧することができないためご注意ください。別途、再接続処理を実装頂く必要がございます。

• • iOS/Android SDKで^※tryReconnectMedia = false: 切断から、およそ6秒経過後(default)
  • JavaScript SDK または iOS/Android SDKで tryReconnectMedia = true: 切断から、およそ16秒経過後

• 今後の対応について

引き続き調査を進めて参ります。進展がございましたら、本お知らせにてご連絡いたします。

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